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【穂高連峰の絶景撮影登山】岳沢小屋から重太郎新道を上り詰めたら絶景が待っていました

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カメラ設定

【撮影】2013年07月20日|11:30
【機材】Nikon D7000|16-85mm
【設定】F8|1/640sec|ISO250|16mm(換算:24mm)

撮影メモ

北アルプスの前穂高岳にて撮影。

この日は朝一番で上高地から入山して、岳沢にある岳沢ヒュッテにてテントを設営してから、日帰りで前穂高岳の山頂まで往復しました。

岳沢から重太郎新道を登って標高を上げて行くと、途中から穂高の迫力ある山容を間近に眺めることが出来ます。

なかなか登り応えのある険しい道ですが、疲れた状態で下山に利用するよりも、元気なうちに登りに利用してほしいルートです。

重太郎新道を登りきると、奥穂高岳からの吊尾根ルートとの分岐の紀美子平に到着します。奥穂高岳へ縦走する場合は、ここにザックをデポして身軽になって、前穂高岳の山頂へアタックするのが良いでしょう。

紀美子平から山頂までのコースタイムは30分ですが、岩場が連続するため慎重に歩くことになるので、ちょっと厳しめのタイムに感じます。ぜひ時間にゆとりを持って計画しましょう。

山頂に到着したら、そこには絶景のパノラマが待っていますので、時間が許す限り穂高の眺めを堪能してください。

北アルプスで撮影した絶景の山岳写真ギャラリーはじめに(北アルプスの絶景写真) 北アルプスの山々に通って、長年撮りためてきた絶景の北アルプスの風景を、写真ギャラリーにしました。 ...

おすすめポイントの紹介

穂高連峰(ほたかれんぽう)とは、中部山岳国立公園の飛騨山脈(北アルプス)にある標高3,000mを超える峰々が連なる山岳の総称です。

北アルプスの南部に位置しており日本の標高第3位でもある奥穂高岳(標高3,190m)が穂高連峰の主峰となります。

穂高連峰を標高順に並べると涸沢岳(標高3,110m)、北穂高岳(標高3,106m)、前穂高岳(3,090m)、西穂高岳(2,909m)などからなっています。

穂高連峰に登るにはそれぞれのルートがありますが、登山者に人気のルートとしては奥穂高岳であれば長野県側の上高地から涸沢カールを経由して穂高岳山荘に至り奥穂高岳の山頂を目指すルートがメジャーでしょう。

奥穂高岳から吊尾根を歩き前穂高岳に登頂して重太郎新道から岳沢小屋を経由して上高地へ戻るやや健脚者向きの2泊3日のコースもおすすめです。

逆ルートになりますが岳沢小屋をベースにして前穂高岳までピストンで登れば1泊2日もしくは日帰りでも穂高の大パノラマを楽しむことが可能ですが、こちらはさらに健脚向きのコースとなりますのでご注意ください。

前穂高岳から槍ヶ岳と涸沢カール全体をを俯瞰するその眺めは、苦労して登ったご褒美に値するまさに絶景と言えますので、岳沢を起点とした登山ルートもおすすめしたく、一考の価値はあるかと思います。

西穂高岳への登頂は岐阜県側の新穂高温泉からロープウェイを利用して、西穂山荘でひと休みしたら西穂独標を経由して、その後いくつものピークを越えて西穂高岳へ至るピストンコースが一般的です。

西穂独標から西穂高岳までは難易度の高い岩稜帯のルートとなりますので、ヘルメットの装備はもちろんのこと経験者との同行が望ましいところでしょう。

西穂高岳は健脚者でしたら日帰りも可能ですが、初心者の方は西穂独標までのピストンコースにしておいて、西穂山荘の名物でもある西穂ラーメン(しょうゆとみそ味があります)を食べて下山するのもおすすめです。

ただし、西穂ラーメンを含む軽食の注文は14:00までとなっていますので下山時間に注意してください。

穂高岳は剱岳や谷川岳と並び日本三大岩場にも数えられるほど、その圧倒的なスケールで立ちはだかる岩壁が登山者を魅了するポイントです。

穂高連峰には体力や技術を必要とするルートも多いですが、登山者にとってその魅力は尽きないのが、日本アルプスを代表する憧れの穂高なのです。

北アルプスを代表する穂高には、何度登っても飽きることがない魅力がありますので、ぜひ登山経験を積んでから訪れてみてください。