Contents
カメラ設定
【撮影】2016年08月12日｜12:13
【機材】Nikon D7200｜16-85mm
【設定】F8｜1/1000sec｜ISO200｜26mm（換算：39mm）
撮影メモ
北アルプスの小蓮華山から白馬岳へ向かう稜線にて撮影。
この日は白馬大池山荘のキャンプ場から、白馬岳まで雲海に浮かぶ北アルプスの山々を眺めながらの贅沢トレッキングでした。
前日の朝に栂池を出発して白馬大池山荘に昼前に到着してテント設営、午後は白馬大池の周辺を散策しながらのんびりと撮影、その後はビールを飲みながらゆっくりと山々を眺めて過ごす。
そんな非日常を楽しめるテント泊で、まったりと頑張らない撮影スタイルが大好きです。
おすすめポイントの紹介
白馬岳（しろうまだけ）とは、北アルプス（飛騨山脈）の北部に位置する後立山連峰にある長野県と富山県にまたがる標高2,932mの高山です。田中澄江さんの「花の百名山」にも選ばれており、夏になると各所に美しいお花畑が広がるため全国から多くの登山者で賑わう人気の山でもあります。
また日本三大雪渓に数えられる長野県側の白馬大雪渓を登る登山ルートは真夏でも涼しいことから、白馬岳の山頂まで最短で登頂したい人達にはおすすめの登山ルートとなっています。
せっかく白馬岳に登るのであれば２泊３日で白馬三山の絶景をのんびりと堪能しながら縦走するコースもおすすめです。起点は栂池ロープウェイを利用して栂池自然園から白馬乗鞍岳を超えて白馬大池の山荘で宿泊が可能です。体力に余裕のある方は先の白馬山荘まで初日に一気に進んでも良いでしょう。そんな健脚の方は１泊２日でも十分に歩ける縦走コースだと思います。
話を戻して２泊３日の縦走の場合は、２日目に白馬岳山頂を経て杓子岳と白馬鑓ヶ岳の白馬三山を超えて２日目の目的地である白馬鑓温泉小屋（はくばやりおんせんごや）で宿泊するのがおすすめです。白馬鑓温泉小屋は７月上旬から９月下旬だけの営業となるため白馬三山の縦走を計画される際は日程に注意してください。
ともあれ期間限定の標高2,100mにある温泉でのんびりと過ごす山の一夜も良いでしょう。山小屋内に内湯は無く露天風呂だけとなり、混浴露天風呂は解放感満点で眺望も良く晴れた日は露天風呂からご来光を望むこともできます。
その反面、露天風呂の下に位置するキャンプ指定地からは露天風呂が丸見えなのでご注意ください。尚、混浴露天風呂の他にも囲いに守られた女性専用風呂もあるので女性も安心して入浴が可能です。
さて３日目は白馬鑓温泉小屋（標高2,100m）から登山口のある村営猿倉荘（標高1,250m）を目指して一気に下山するだけである。途中にお花畑や展望地はあるものの撮影ポイントは少ないので下山後の温泉や食事を楽しみに安全に下山しましょう。
マイカーを栂池に置いてきた場合は、村営猿倉荘からバスまたはタクシーで栂池まで戻れば２泊３日の山旅も終了となります。高山植物が咲き乱れる白馬岳の天空のお花畑も絵になる撮影スポットですので、今年の夏山シーズンは白馬三山の縦走にチャレンジしてはいかがでしょうか。
