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はじめに（詐欺メールの大量配信）
Amazonをかたる巧妙な詐欺メールが大量に配信されています。
最近の詐欺メールの手口は、とても巧妙なものが増えており、自分は騙されないと思っていても、つい不安になってメール内のリンクをクリックしてしまったり、いつ騙されても不思議ではなく、実際に騙されている被害者が急増しているのです。
ある日突然届く、不安を煽るメールに慌てて、詐欺メールに騙されないように、注意喚起も兼ねてブログに残しておこうと思います。
これを見た方々が詐欺に合わないよう、未然に役立ってくれたら幸いです。
Amazonから不審なメールが届いた
先日のLINEをかたるフィッシングメールに引き続き、今度はAmazonからも不審なメールが届きました。
幸いにも【LINE緊急問題】メールの経験があったので、先ずはメールの文章をよく観察して、すぐにネットで同様の情報がないか検索しました。
結果、電話番号【03-5757-5252】を記載したAmazonからのメールは、すぐに詐欺メールと判断出来たので、何も被害はありませんでした。
電話番号【03-5757-5252】を記載した
Amazonからのメールはフィッシング詐欺です！
SMSのショートメールを使った手口も発生しているようです。
電話番号【0367091006】にも注意してください。（2019.10.08追記）
【SMSショートメールの内容】
重要なお知らせがございます。本日ご連絡なき場合、執行手続きに移行致します。カスタマーサービス 03-6709-1006
Amazonをかたる詐欺メールの特徴
Amazonをかたる詐欺メールの見本
実際に届いたメールの内容は、以下の画像の通りです。
ぱっと見た感じ、どう思いましたか？
自分は迂闊にも、一瞬「本物かも？」と少し信じそうになりました。
それくらい最近の詐欺メールは巧妙なので、先ずは疑って確認してみるのが、これからの一番の自衛策になるのかも知れませんね。
【件名】Amazon.co.jp にご登録のアカウント（名前、パスワード、その他個人情報）の確認
【件名】Amazonアカウントの支払い方法を確認できず、注文を出荷できません。
【件名】アカウントの異常な状態と解決手順について。
【件名】アカウント情報を更新、確認してください。
【件名】Ａｍａzｏｎプライムの更新設定を解除いたしました！－2019年9月17日配信
【件名】Amazon Services JapanAmazon. co. jp にご登録のアカウントの確認
【件名】Amazonアカウントは24時間以内に停止されます！
【件名】[重要]：【お客様のプライム特典が現在利用できません】
【件名】アカウントの異常な状態と解決手順について。
お客様、Amazonにログインした時に数回パスワード入力が間違ったので、アカウントが一時的にロックされます。詳細は次のとおりです。
日付と時間：2019年10月25日 01:33 JST
のブラウザ： Firefox 70.0.2 (32 ビット)
オペレーティングシステム： Window 10 Professional Edition
IP：114.271.026.17（福岡）
最近Amazonへサインインを行ったことがなく、他者が違法にお客様のアカウントを使用していると考えられる場合は、確認を完了するにはここをクリック。
上記が問題でない場合は、このメールを無視してください。
よろしくお願いします。
356;。
【件名】アカウントを更新する最後の警告メール
【件名】アカウントとオファーは一時的に禁止されます。
不正なユーザーがAmazonアカウントにアクセスした可能性があると考えています。したがって、アカウントへのアクセスを一時的にブロックし、オファーを無効にします。相手がどのようにあなたのアカウント情報を取得したのかわかりませんが、次の方法が考えられます。
-マルウェアを使用して、ユーザーのキーボード入力アクションを検出します。
-頻繁に使用するパスワードを使用します。
したがって、個人情報を再登録し、私たちにIPおよびログイン環境の監視を許可する必要があります。その後、不正なログインがブロックされ、パスワードを変更せずにAmazonアカウントを安全に使用できるようになります。
個人情報の再登録
Amazonに対する信頼に感謝し、より良いサービスの提供に努めていきます。
よろしくお願いします。
【件名】おめでとうございます
顧客満足度調査
調査を完了し、無料のボーナスを手に入れよう
所要時間： 3～5分程度
収入：¥ 10.000
満了:09/12/2019
Amazonをかたる詐欺メールの手口
詐欺メールの手口としては、以下の内容が確認されています。
クレジットカードの有効期限切れや、請求先住所が変更されたなどの内容で、アカウント情報の確認を求めて、偽サイトに誘導する。
２４時間以内に確認しないと、アカウントをロックすると警告して、時間制限を設けて慌てさせることで、冷静な正しい判断を妨げる。
もっともらしく、問い合わせ電話番号（03-5757-5252）を記載しているが、本物のAmazonの問い合わせはフリーダイヤルである。
この手の詐欺メールは、誤字や日本語が不自然な個所が多いので、これらの特徴も踏まえて、詐欺メールかどうかを確認してください。
Amazon ヘルプ＆カスタマーサービス
Amazon.co.jpからの連絡とフィッシングの見分け方について
Amazonをかたる詐欺メールの見分け方
Amazonをかたる詐欺メールの件名
メールの件名が以下の一覧に該当していたら、先ずはネットで検索してみましょう。
同様の詐欺メールが拡散されていれば、きっと情報がヒットします。
以下のメールの件名には注意すること
＜詐欺メールの件名一例＞
・Amazon.co.jp アカウント所有権の証明（名前、その他個人情報）の確認
・Amazon.co.jp にご登録のアカウント（名前、パスワード、その他個人情報）の確認
・Amazon : アカウントがまとめられています
・Amazon ID アカウントを利用制限しています
・Amazon Pay ご請求内容のお知らせ
・Amazon Services JapanAmazon. co. jp にご登録のアカウントの確認
・Amazon Services JapanAmazon緊急事態
・Amazon Services Japanアカウントを利用制限しています
・Amazon Services Japanアカウントが閉鎖され
・Amazon Services Japan重要！Amazon ID情報問題
・Amazon Services Japan重要情報についての通知
・Amazon Services Japan変更完了のご案内
・Amazonアカウントの異常な状態と解決手順について
・Amazonアカウントの支払い方法を確認できず、注文を出荷できません
・Ama zonアカウントを利用制限しています
・Amazonアカウントセキュリティシステムをアップグレードする必要があります
・Ａｍａzｏｎプライムの更新設定を解除いたしました
・Amazonプライムの自動更新設定を解除いたしました！
・[緊急通知]Ａｍａzｏｎプライムの更新設定を解除いたしました！
・[重要]：【お客様のプライム特典が現在利用できません】
・アカウントの異常な状態と解決手順について
・アカウントのセキュリティ審査を実施してください
・アカウント情報を更新、確認してください
・アカウントがユーザー利用規約に違反しています
・アカウントを確認する必要があります
・アカウントを更新する最後の警告メール
・アカウントとオファーは一時的に禁止されます
・あなたのAmazon.co.jpアカウントはすでに停止されました
・お客様のAmazon ID情報は不足か、正しくないです
・lllアカウントが閉鎖され
・お支払い方法の情報を更新
・お支払い方法の情報を更新してください
・おめでとうございます
・警告！ログイン環境は変わります
Amazonをかたるメールの送信元アドレスの確認
送信元のメールアドレスを確認すると、Amazonとは関係ないドメインから送信されて来ていましたので、ここは必ずチェックしましょう。
自分のところには、１日に複数回も詐欺メールが届きましたが、メールアドレスには以下の一例の通り、一貫性は無いようです。
発信元のメールアドレスを確認すること
AmazonをかたるメールのリンクボタンのURLの確認
メール内のリンクボタンのURLを確認すると、Amazonとは関係ないドメインへのリンクであることが分かります。
こちらもメールアドレスと同様に、一貫性は無いようです。
リンクボタンのURLを確認すること
Amazonをかたるメールの問い合わせ電話番号の検索
メールに何かしらの電話番号が記載されていたら、真っ先にネットで電話番号を検索してみましょう。
同様の詐欺メールが拡散されていれば、きっと情報がヒットします。
私が受け取った複数の詐欺メールは、内容はすべて同一であり、記載された問い合わせ電話番号も同一でした。
検索した結果、該当の電話番号はAmazonとは無関係で、詐欺メールに関する情報を、多数確認することが出来ました。
電話番号が公式サイトの情報と一致しているか確認すること
まとめ（身に覚えのないメールは削除する）
最近の詐欺メールは、どんどん巧妙化されていますので、パッと見ただけでは見分けが付かない場合もあることを、ぜひ覚えておいてください。
自分は絶対に騙されないと思っていても、状況によってはうっかり騙される可能性は、誰もが「ゼロ」では無いことを認識しましょう。
大事なことは、メールに不審な点がないか、常に確認する習慣です。
もし、メールの内容から不安になって、念のためアカウント情報などを確認したいと思った場合でも、必ず公式サイトから正規の手順でログインしてください。
絶対にメール内のリンクをクリックしてはダメ！
ここに記載した内容に当てはまる詐欺メールは、メール内のリンクは絶対にクリックせず、速やかに受信トレイからメールを削除しましょう。
メール内のリンクをクリックすることで、受信したメールアドレスが有効であることを詐欺メールを送信した相手に教えることになり、今後もフィッシング詐欺のターゲットになってしまうので、ご注意ください。
万が一に気付かず、詐欺被害に遭わないためにも、事前に備えることが一番重要な対策手段です。
もし詐欺サイトに誘導されてしまった場合に備えて、やはり安心を得たいならば、いますぐフィッシング詐欺対策を講じておくことを強くおすすめします。
ではまた。
