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はじめに(秋の尾瀬ヶ原の絶景)
大好きな秋の草紅葉の尾瀬の風景を写真ギャラリーにしました。
尾瀬のキャンプ場や、山小屋利用のオススメなど、知っておくとためになる情報や、水芭蕉などの撮影スポットについても、まとめました。
尾瀬のシーズンは春から秋まで、水芭蕉やニッコウキスゲでけでなくて、草紅葉の湿原や、ひっそりとした紅葉の森など、一年を通じて楽しめるのが、やはり尾瀬の魅力です。
また朝靄の尾瀬ヶ原や、夕焼けの尾瀬沼など、尾瀬の朝夕にこそ絶景があるので、ぜひ尾瀬に宿泊して、尾瀬の魅力を感じて欲しいと思い、写真で少しでも伝えられたらなと思います。
まずはギャラリーを、ご覧ください。
尾瀬の風景写真ギャラリー【秋】
撮影日の新しいものから、順番に表示しています。
尾瀬の風景写真ギャラリー【秋】撮影メモ
尾瀬国立公園にて撮影
尾瀬の撮影スポットとしては、大きく分けて尾瀬ヶ原と尾瀬沼のふたつになりますが、主に尾瀬ヶ原での撮影が多いです。
その理由としては、天気予報を見て急に思い立って訪れるパターンが多かったため、テントを担いでキャンプ場を撮影のベース基地としていたからです。
尾瀬のキャンプ場
尾瀬のキャンプ場は、尾瀬ヶ原の山の鼻地区と見晴地区の二ヶ所、それと尾瀬沼に一ヶ所あるのですが、尾瀬沼のキャンプ場だけは事前予約制となっています。
そのため急に行きたくなっても、直前の予約では空きがないため、ふらっと訪れても何とかなる、尾瀬ヶ原のキャンプ場ばかり利用していました。
尾瀬ヶ原 山ノ鼻キャンプ場
入山口の鳩待峠から下ること1時間ほどで到着する、尾瀬ヶ原の入り口となる山ノ鼻地区にあるキャンプ場です。
キャンプの受付は、至仏山荘で行ってください。
至仏山荘の隣には綺麗な公衆トイレもあり、山荘前のベンチはちょうど良い休憩場所なので、多くのハイカーで常に賑わっています。
水場もキャンプ場の中に、蛇口が設置されているので便利です。
登山道のすぐ横がキャンプ指定地のため、人通りも多く日中は落ち着かないのですが、人目があるので逆に安心かも知れません。
キャンプ場の目の前にはビジターセンターもあり、最新の尾瀬情報を確認するのにも便利で、夜は尾瀬の上映会なども開催されます。
また隣接する尾瀬植物研究見本園は、水芭蕉の群生地としても見応え充分なので、ここでねんびりビールを飲んで過ごす時間も好きです。
おすすめは、朝夕の静かな時間に見本園を散策してみてください。
ソロでも飽きずに過ごせる山ノ鼻は、結構気に入っています。
尾瀬ヶ原 見晴キャンプ場
山ノ鼻から、のんびり2時間も歩けば、見晴地区に到着します。
キャンプ場は奥まった場所にあり、見晴地区の入り口にある弥四郎小屋の右手奥の公衆トイレの案内に従って進むと、尾瀬の中では一番広い見晴キャンプ場があります。
キャンプの受付は、公衆トイレの隣の燧小屋で行ってください。
テントサイトは、尾瀬の中でも一番広く約100張りもありますが、尾瀬のトップシーズンでもある水芭蕉の時期や、秋の連休シーズンともなると混雑しますので、到着が遅くならないように、ご注意ください。
鳩待峠から入山した場合、ゆっくり尾瀬ヶ原を楽しみながら歩いても、3時間のコースであり、平坦な木道歩きがメインとなりますので、宴会用の重い食材を担いでも、そんなに苦にならない距離のキャンプ場です。
キャンプ場前の休憩施設は、火気厳禁です。
施設内で調理をしないように、注意しましょう。
そんな自分も尾瀬の懐で、尾瀬を感じながら、朝夕を過ごしたい時には、見晴キャンプ場を利用することが多いです。
テントサイトは広くて大型のテントも張りやすいので、グループで尾瀬を訪れる場合は、山ノ鼻ではなく、見晴のキャンプ場をおすすめします。
尾瀬沼キャンプ場
尾瀬のもうひとつの入山口、大清水から林道を経由して本格的な登山道を歩くこと3時間で、尾瀬沼地区のキャンプ場に到着します。
キャンプの受付は、尾瀬沼ヒュッテで行いますが、キャンプ場は予約制であることと、受付時間は13:00からとなっていますので、初めて訪れる場合はご注意ください。
尾瀬沼キャンプ場は、28サイトしかありません。
そのため週末は早々に28サイトすべて予約で埋まっている場合が多く、当日予約なしで訪れても空きがなければテントの設営は出来ません。
テントサイトは、すべてウッドデッキの区画に区切られており、ウッドデッキ以外の場所では、テントを設営することが出来ませんが、ウッドデッキ自体が広いので、ソロ用テントであれば仲間同士で1区画に2張りも可能です。
予約さえ取れていれば、場所取りの心配もなく、到着が遅くなっても、自分のサイトは確保されており、サイト同士も間隔があるので、適度なプライベート空間で快適に過ごせるキャンプ場と言えます。
キャンプ場の予約は、尾瀬沼ヒュッテのサイトにて、山小屋と同様にオンライン予約が可能ですので、尾瀬沼でキャンプをしたいと思ったら、早めに計画を立てられることをおすすめします。
もし予約でいっぱいだったら、見晴キャンプ場へ行先変更しましょう。
尾瀬のおすすめポイントの紹介
尾瀬国立公園
尾瀬国立公園(おぜこくりつこうえん)とは、福島県・栃木県・群馬県・新潟県の4県にまたがり、「夏の思い出」でも日本人に広く知られているのが尾瀬です。本州最大の高層湿原となる尾瀬ヶ原や、只見川が堰き止められて誕生した尾瀬沼を取り囲む山々との風景が魅力です。
盆地状の高原となる尾瀬は2,000m級の山々に囲まれており、東北最高峰の燧ヶ岳(標高2,356m)の麓に広がるのが尾瀬沼(標高1,660m)、至仏山(標高2,228m)の麓に広がる東西6km、南北2kmの広大な湿原が尾瀬ヶ原(標高1,400m)です。
尾瀬で撮影するなら山小屋泊がおすすめ
大きくふたつのエリアに分かれる尾瀬ですが、広大過ぎるゆえに日帰りで尾瀬沼と尾瀬ヶ原を巡るのは無理と言えます。
また朝靄の尾瀬ヶ原や、夕焼けの尾瀬沼など、尾瀬の朝夕にこそ絶景があるので、ぜひ山小屋で宿泊して、尾瀬の魅力を堪能して欲しいものです。
尾瀬の中には、各所に山小屋がありますので、初心者の方にも安心です。
アルプスの山小屋などと違い、予約制を基本としていますので、混雑時であっても、ひとり1枚の布団で寝ることが可能です。
また2名以上であれば、早めの予約で個室の確保も可能であり、水の豊富な尾瀬では入浴も可能なため、女性でも安心して山小屋泊が楽しめると思います。
・尾瀬の山小屋では予約が必須
・2名以上なら個室利用が基本
・水が豊富なのでお風呂に入れる
尾瀬の花々と撮影スポット
尾瀬の水芭蕉の撮影スポット
尾瀬の代表的な花と言えば、やはり水芭蕉でしょう。
「夏が来れば思い出す、遥かな尾瀬、遠い空」の唱歌にも出てくるため、夏を連想させる歌詞から、水芭蕉は夏の花だと思われている方も多いと思います。
実は水芭蕉の見頃の時期は、例年5月下旬から6月上旬なのです。
そんな水芭蕉のおすすめの撮影スポットですが、尾瀬ヶ原には水芭蕉の群落が点在しますので、正直どこでも絵になる風景が待っています(笑)
それではおすすめにならないので、絵になる風景の中でも、観光ポスターにもなっている、下ノ大堀川の至仏山と水芭蕉のコラボレーションが、一番人気の撮影スポットと断言しましょう。
一押しは、下ノ大堀川の水芭蕉の群落エリア
尾瀬ヶ原の木道を歩いていると良く目にするのが、寄り添って咲く水芭蕉とリュウキンカですが、それは可憐で癒される風景です。
水芭蕉の見頃の時期を狙って、訪れてみてはいかがでしょうか。
尾瀬のニッコウキスゲの撮影スポット
ニッコウキスゲと言えば、やはり尾瀬沼をおすすめします。
尾瀬沼を背景とした燧ヶ岳や、初夏に咲き乱れる大江湿原のニッコウキスゲの群落は、尾瀬沼を代表する撮影スポットです。
例年7月中旬頃から開花が始まりますので参考にしてください。
尾瀬は1年を通して、ほんとに素敵なところですよ。
まとめ(尾瀬の魅力)
まだまだ尾瀬の魅力を伝えきれません。
尾瀬のシーズンは春から秋まで、水芭蕉やニッコウキスゲでけでなくて、草紅葉の湿原や、ひっそりとした紅葉の森など、一年を通じて楽しめます。
今後も時間を見て、尾瀬の魅力を追記していきたいと思います。
ではまた。