登山

【涸沢カールの絶景撮影登山】日本一の山岳紅葉と称賛される涸沢カールの真っ赤なナナカマド

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カメラ設定

【撮影】2008年10月12日|09:21
【機材】Nikon D70|18-70mm
【設定】F8|1/400sec|ISO200|18mm(換算:27mm)

撮影メモ

北アルプスの涸沢カールにて撮影。

涸沢のキャンプ場からカールの左側を回る、奥穂高岳を目指す登山道ひと登りして行くと、夏にはお花畑が広がるポイントの近くに、ひときわ赤いナナカマドの紅葉が目を引く一帯があります。

この撮影ポイントにて、お好みの撮影アングルに紅葉のナナカマドのアクセントを加えて、飽きるまでシャッターを切る人達が紅葉シーズンにはたくさん集う場所になります。

そんな場所でナナカマドを大胆に入れて撮影してみました。ちょっと青空が白っぽいのが、ご愛敬でした。

また、涸沢ヒュッテからキャンプ場へ下る道の横には、ナナカマドがたくさんあり、この写真の場所は紅葉シーズンには人気の撮影スポットとなりますので、撮影の順番待ちが絶えません。

また紅葉のトップシーズンは、山小屋も大混雑で1枚の布団スペースに3人で寝ることも珍しくありません。山小屋がそこまでの混雑になると、正直言って精神的に寝られる状況ではありません。

そんなことから、紅葉シーズを待ちかねて全国から集結する登山者を避けて、9月上旬に訪れるのも比較的穴場とも言えます。

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紅葉の涸沢カールで撮影した絶景の山岳写真ギャラリーはじめに(日本一の山岳紅葉) 日本一の山岳紅葉とも賞賛される、紅葉シーズンの涸沢カールに訪れて、撮りためた絶景の紅葉写真をギャラリーに...

おすすめポイントの紹介

涸沢(からさわ)カールとは、長野県にある日本有数の氷河圏谷であり、穂高連峰の東側を氷河で削られたお椀のような形をしていることから、カール地形と呼ばれている場所です。

涸沢カールは、そのカール地形から周りを穂高連峰に囲まれており、カールの底から見上げる標高3,000m級のアルプスの山々は、それはもう圧巻としか言いようがありません。

上高地からはコースタイム約6時間の登山で涸沢に到着すると、そこには見たことのない絶景が待ってるはずです。宿泊の受付などを済ませたら、涸沢ヒュッテ名物のおでんと生ビールで乾杯といきましょう。この絶景をツマミに、ついついビールがすすみます。

残雪期の春山登山のシーズンでもあるGWには、山小屋の営業開始を待ちわびた登山者たちが、全国から大勢訪れて賑わいを見せる登山シーズンの始まりとなります。

麓に春が訪れる季節になっても、標高2,300mに位置する涸沢では、まだまだ豊富な残雪により夜間や早朝の気温は氷点下を下回ることも珍しくなく、日の出の撮影にはダウンジャケットなど真冬と同じ装備が必要となることを覚えておいてください。

GWならではの雪と氷に包まれた穂高連峰の眺めは圧巻です。また秋の紅葉最盛期も穂高連峰と錦秋の涸沢カールの眺めは日本一の山岳紅葉と賞賛されており、登山者なら誰でも一度は訪れてみたい場所と言われています。

登山のハイシーズンとなる夏になっても残る雪渓は、北アルプスの高山帯ならではの光景でもあり、ぐるりと仰ぎ見る岩稜の穂高連峰と可憐なお花畑が広がる涸沢カールは、登山者のベース基地としても大変人気の場所です。

連休や週末ともなると全国から登山者が訪れて、涸沢カールの底には広大なテント村も出来上がり、テントに明かりが灯る夕暮れ時には見逃せない幻想的な光景が広がりますので、ぜひ飲みつぶれてシャッターチャンスを逃さないように、気を付けてください。

そして翌朝の楽しみと言えば、日の出の真っ赤なモルゲンロートに染まる穂高連峰の山々を撮影することでしょう。

穂高に登らなくても涸沢カールでビールを飲みながら、移りゆく時間の中でのんびりと撮影に興じるのも、日常を忘れた贅沢な楽しみと言えますので、ぜひとも一度は訪れて欲しい場所です。

合言葉は「涸沢カールで会いましょう」です。心に残る絶景を求めて涸沢カールを訪れてみてはいかがでしょうか。

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